肌の健康は内部から!抗酸化力の高い食品を摂取
私の母はエステサロンを経営していて、マッサージ以外の美容の知識についてまずは生物学を知って皮膚のしくみを知りなさいとある程度勉強を教えてもらったのですが、外からのケアの難しさについて思い知らされました。
「これを塗るだけで」という触れ込みで販売されている数多の化粧品は見てきましたが、だんだん「塗るだけでは意味がない」と区別ができるようになりました。
角質層は強固で、様々な雑菌から身体の内部を守らんと堅い防御壁の役割をしています。この防御壁にいくら漠然と美容液を塗っても浸透するはずがありません。
改めてそう悟った自分は、エステの経営とは別に食生活を見直す事に決めました。
分子レベルで小さい角質層の隙間から成分を入れるよりも、バランスの良い食事で栄養成分を体内に取り入れて表皮層から整える方が自分には簡単だと思ったからです。
肌の為になるべく積極的に摂取したいのは「抗酸化力」のある成分を多く含んだ食材です。
メディアで「抗酸化作用のある○○」というコピーの商品が沢山販売されていますが、いまいち「抗酸化作用」というものがわかりませんでした。
調べてみると、肌にある活性酸素は細胞や組織を気付づけてしまう現象「酸化」で、シミやシワの原因を作ってしまう嫌なものなのだということがわかりました。
バナナがだんだん黒くなってしまうあの現状が活性酸素による「酸化」で、人間の肌にもバナナのようなはたらきが起こっていることになります。
抗酸化作用があるものといったら、緑黄色野菜などに豊富に含まれる「ビタミン・ミネラル」です。
分かりやすく言うと、ビタミンは皮膚をつくるために必要な成分であり、ミネラルは肌を正常に保つために必要な成分なので双方かならず一緒に取り入れなければなりません。
最近はダイエットもかねて、食事の一番最初に沢山の温野菜を食べるようにしています。
フェイシャルコンディションが安定した事と同時にダイエットにも成功しました。
新陳代謝を促す生姜を添えて食べると肌のケアと共にダイエットにも効果的なので、美容の視点から見るととてもおススメです。