口臭の原因と予防!口臭を消すおすすめ方法は?
誰もが一度は気になっている口臭!
ちょっと古い情報になりますが1999年度厚生労働省の調べによると、約10%の人が気になると、回答したと言われます。
自覚症状でも、口の中が鉄臭かったり、なんか苦い味がしたり、様々ありますね?
また、自分では匂ってない気がしても、話しているとき、相手が顔をしかめたりすることもあったりなかったり…
そんな口臭の原因と予防、口臭を消すおすすめの方法を、紹介していきたいと思います。
口臭の主な原因!
生理的口臭:寝起きや緊張、ホルモンバランス、口内の不衛生など。
病的口臭:胃や腎臓、肝臓、呼吸器、歯周病、歯槽膿漏、虫歯など。
外因的口臭:タバコやコーヒー、アルコール、ニンニクなど。
が、大まかな理由として、挙げられます。
一番の原因は口の中の気体で、血液、古くなった細胞、歯に詰まった食べかすを栄養にして、においの元である揮発性硫黄化合物(Volatile Sulfur Compounds:VSC)が作られることによります。
このVSCが増える原因により「生理的口臭」「病的口臭」と大きく分かれます。
口臭の予防の仕方!
「病的口臭」についてはお医者さんにかかるしかないので、医師とよく相談してみてください。
まず、「生理的口臭」についての予防について説明します。
唾液が少ないと細菌が増えやすくなり口の中が不潔になり、口臭の原因となります。
そこでリラックスすることにより唾液の分泌が増えます。逆に緊張すると、口の中が乾いた経験があるでしょう?
また、ガムを噛んで、口腔粘膜を刺激するのもよいでしょう。
食事をする時には、ひと口で30回くらい噛むことも重要です。
1日2回の歯磨きとデンタルフロスで歯垢を取り除くほかに、舌磨きで舌苔を取り除くこともしてみてはいかがでしょうか?
気を付けることは、先ほど説明したように血液は細菌のえさになるので、微量でも血液が出ないように、やさしく磨くことが大切です。※歯ブラシで舌を磨くと傷をつけてしまいます。
「外因的口臭」については、説明はいらないかと思いますが、TPO(時間、場所、場合)を守って摂取しましょう。
また、過剰な歯磨きや、不規則な生活、不適切な食事なども、口腔内の防衛機能を低下させるので、気を付けましょう!
口臭を緩和させる一般的な方法は!
軽い口臭については、リステリンなどの洗口剤は口腔内の洗浄・消毒・さっぱり感をゆすぐだけでしてくれるので重宝します。
口臭の予防だけでなく歯磨きでは取り切れなかった細菌の抑制にも力を発揮します。
口臭ケアのスプレーやタブレット、グミタイプのようなものもあります。
また、おすすめとしては自然のハーブなどを使った口臭ケアもあります。
それらは、一時的なものではなく消化不良や消化の促進などにも効果が見られるので、定期的に摂取してみたいものです。
代表的なハーブは、
- ジャスミン(強い芳香成分、殺菌効果)
- パクチー(体内の毒素を排出する、消化器官の活性化)
- レモンパーム(殺菌効果)
- ローズマリー(口臭の元「メチルメルカプタン」の発生の抑制)
- ジャーマンカモミール(リラックス効果、不眠症、消化不良の促進、肝臓や胆嚢のの機能を高める)
などほかにも多数あります。
洗口液と比べると殺菌効果は薄いですが、薬品と違って、体の調子を整えて、本来の状態にするものなので、普段から習慣的に取ることで効果を発揮します。
口臭を消すおすすめの方法は?
上記は軽い口臭の場合ですが、重度な場合は効果がありません。
原因が様々なので、洗口剤などは一時的にはごまかせても、かえってお口の中の細菌バランスを崩して悪化させることもあるそうです。(怖いですね・・・)
本格的な治療には、やはり専門家に見てもらって原因をしっかりと見極めることが重要なんですね。
口臭の原因と予防!口臭を消すおすすめの方法は?についてのまとめ
ちょっとした気遣いと毎日のケアにより気にならなくなっていきます。
規則正しいい生活とほんの少し口腔内に注意した時間を持つことで自分も相手も気持ちのいい環境が出来上がります。
でも、ほんとうに口臭が問題な場合は、やはり専門家にみてもらうことですね。